こんにちは。北村です。
ゴールデンウィークは多くの人が実家に帰省したり、旅行に行ったりしますね。本せどりをしてれば帰省先や旅行先でブックオフを見かけたら足を運んでみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
全国にはたくさんのブックオフがありますが、店舗は都会にかなり集中していますね。地方の人からみれば羨ましいと思うかもしれませんが、仕入的には必ずもメリットになるわけでもありません。
そこで都会と地方のブックオフの違いについてお話したいと思います。
目次
ブックオフの都会と地方の店舗数は?
都会といえばどんな都市を想像しますか。一番分かりやすいのは人口が多い都市ということでしょうか。
人口100万人以上の都市ランキング
・東京(23区)
・横浜市
・大阪市
・名古屋市
・札幌市
・福岡市
・神戸市
・川崎市
・京都市
・さいたま市
・広島市
・仙台市
人口100万都市にあるブックオフに行ける範囲にお住まいの人は、都会のブックオフへ仕入に行けていると思ってもいいかもしれません。
ブックオフの多い都道府県
・東京都 93店
・神奈川県 70店
・大阪府 31店
・愛知県 44店
・福岡県 31店
・埼玉県 44店
・千葉県 44店
人口が多い都市、店舗が多い都道府県を参考にして頂き、都会か地方かの参考にしてみて下さい。
そこで実際に都会と地方のブックオフを比較してみたいと思います。もちろんすべての店舗が該当するわけではありませんが、参考程度にご覧下さい。
都会のメリット、デメリット
都会では仕入に行ける店舗数が多いです。1日に何店舗もラウンドすることもできます。
しかし休日はもちろん、平日でも夕方は道が混むので移動がかなり大変な時があります。
また駐車場のない店舗も結構ありますので、都心の大型店舗中心に車で仕入をしたりすると駐車場代で1日4,000円とかかかることもあります。
車を所有していなくて電車で仕入する人も多いです。その場合仕入した商品の配送料が莫大にかかることもあります。
一番のデメリットはライバルが圧倒的に多いことです。地方の人では分かりにくいと思いますが、都会のブックオフではとにかくライバルが多いです。
地域によっては1日何人にも遭遇することもあり、プロのせどらーも多数いるのが特徴です。初心者には厳しい環境の時もあると思います。
地方のメリット、デメリット
一方地方では仕入できる店舗に限りがあります。店舗間の移動には距離がある地域もありますが、1日にラウンドできる店舗に限りがあります。連日同じ店舗に行くことも多くなります。
都会と比べて圧倒的に違うのはライバルが少ないということです。地方でもライバルは当然いますが、都会の場合は普通に遠征できるので、いろいろな地域からたくさんのライバルが集まってきます。
そのため地方のほうがゆっくり商品をリサーチすることができますし、初心者でも安心して仕入を学ぶことができます。
仕入商品に違いはあるのか?
都会のブックオフは商品の中身がいいのではと聞かれることがありますが、実際にそういうわけではありません。
確かに大きい店舗は1Fから5Fまである店舗や、とんでもないぐらい広い店舗もあります。ただしそのような店舗には1日何十人というせどらーが来るので充分な利益商品を仕入できるとは限らないのです。
地方の店舗は店舗数が限られていますが、大量に売る人も多いので買取がかなり多いと思います。
ライバルも都会よりは少ない傾向もあるので、お宝商品は地方のほうがあるイメージです。
仕入は都会、地方どちらがしやすい?
僕も都会のど真ん中の店舗に仕入に行くこともあれば、地方の小さなブックオフに仕入に行くこともあります。
どちらもメリット、デメリットがあり、どちらがいいかとは言い難いです。地方の人は地元での仕入は厳しいと思っている人も多いかと思います。でも都会の人も都会の仕入は厳しいと思っている人も多いです。
実際には都会も地方もあまり変わらないと思います。もちろん仕入する商品によっては違いがあるかも知れませんが、仕入全体として考えればむしろ地方のほうが仕入できるのではと思う時もあります。
最後に
いかがでしたか。本せどりを行っていれば実は全国どこに行っても仕入をすることができるのです。都会でも地方でも関係ありません。
また普段行かない地域で仕入をすることは非常に楽しいことでもあります。
なぜなら初めて行く店舗はとても新鮮です。
そして本格的に仕入をする必要はなく、勉強する感じでリサーチしてみるのがいいかと思います。
違う土地の店の商品を見ていると、普段見かけない利益商品をすぐに見つけることがあります。
棚の新鮮さから商品をじっくり見てしまうからなのでしょうか、普段見慣れない商品だとすぐに目に付きやすいです。
ぜひこの感覚をいろいろな地域に行ったきに体感してみて下さいね!