こんにちは。北村です。
こちらの記事ではモノレートについてお話していきます。モノレートはせどりで仕入をする時にはかかせないツールですね。実際に見方、使い方が分からない方も多いので説明していきたいと思います。
モノレートとは
モノレートとは、せどりをやるうえで必要不可欠なツールです。何故かと言いますと、モノレートではアマゾンでの、過去の売行き推移、出品者数推移、最安値推移が分かります。
そのため、この商品は1ヵ月間でだいたい何個、いくらぐらいで売れているのかを分析することができるのです。
モノレートを使いこなすと、無駄な仕入をすることが減りますので、必ずマスターしていきましょう。
モノレートを使ってみよう!
実際に商品をリサーチしてみましょう!アマコードなどの検索ツールでは、商品をリサーチするとモノレートを表示することができます。
また検索ツールを使わない中古のセット本などは、そのままモノレートのサイトからリサーチすることになります。
今回リサーチしてみるのは、コミックセット「社長 島耕作のセット本」です。まずはモノレートのサイトにアクセス。「社長 島耕作 セット」と入力して検索してみましょう。何点か商品が表示されますが、「16巻完結セット」を選択してみます。
モノレートでは5つのグラフが表示されますので、説明していきます。
過去相場価格のグラフ
このグラフでは、過去の最安値の平均相場が分かります。グラフの上に表示している金額(中古¥4,054)は期間中の平均価格になります。期間は、グラフの上部で選択することができます。また新品、中古の選択も可能です。今回は中古本なので、中古のグラフを表示させています。
こちらでは3か月のグラフを表示させました。このグラフから、だいたい「いくらぐらいで売れるのか」を見ることができます。
出品者数のグラフ
このグラフでは、出品者数の推移が分かります。
新品商品の場合は、出品者が増加すると価格競争になりがちで、価格が下落することもよくあります。
中古の場合は、極端に出品者が増加することはほとんどありませんが、逆に出品者が徐々に減ってきている商品は、値付けを高めにしておいても良いかと思います。
ランキングのグラフ
このグラフは、アマゾンのランキングの推移で、過去の売れ行きを見ることができます。アマゾンの場合、商品が売れるとランキングが上昇します。つまり、このランキンググラフの場合、売れるとグラフが下に下がるのです。
このランキンググラフの波形を目安に、期間中、何個ぐらい売れているのかを読むことができます。
次のグラフは上のランキンググラフから、商品が売れた時をチェックしてみました。赤の〇で囲った時が、商品が売れている印になります。
このグラフを見ると、3ヵ月間でも結構波形が下降している時があります。2/18からの1ヵ月弱の期間でも9回波形が下降しています。つまり9個程度は売れていることが分かります。
実際の仕入は、このランキンググラフの波形を見て、仕入判断することになります。この商品の場合、1ヵ月間でも販売実績が充分なので、もちろん仕入対象になります。
また、上のグラフのような3か月間で、3個ぐらいしか売れていない商品の場合は、1ヵ月に1個ぐらいしか売れない商品と判断します。つまり、全出品者の中でも売れる人は月に1人しかいないことになります。そのような商品は仕入を見合わせたほうが賢明です。
モノレートユーザーのグラフ
このグラフは、モノレートでリサーチしているユーザー数の推移が分かります。
ユーザー数が極端に増える時(100人超など)は、何か要因があります。例えば、TVやネットで商品が紹介された時。全国チェーンのチラシに掲載された時などが大きな要因です。
リサーチするユーザーが一気に増えた時は、今後の出品者が増加する可能性がかなりありますので、価格競争による下落になることが想定されます。中古商品ではあまりないですが、新品商品の場合は、特に注意が必要です。
数値グラフ
このグラフは、先に紹介した折れ線の波形グラフを数値化したものになります。過去相場グラフ、出品者数グラフ、ランキンググラフが一度に数値で見れますので、非常に分かりやすいです。
ランキングが太字になっている時が商品が売れた時になります。つまり、ランキングが上昇してる時です。モノレートは、先のランキングの波形でも充分仕入判断することができますが、この数値グラフは、「仕入れた商品を実際にいくらで販売すれば売れるのか」が分かりやすいグラフとなっています。
このグラフを見て、販売動向を掴めれば、モノレートを充分マスターしていると思います。
まとめ
モノレートをマスターすれば、せどりで稼ぐ事が簡単にできるようになります。
せどりといっても立派なビジネスです。ビジネスで大切なものとしてキャッシュフローがありますが、モノレートを使いこなすことによって売れない商品の仕入を防ぐことができます。
せどりを感で行っていると、不良在庫がどんどん膨らんでいきます。そして、せどりを辞めていく人も多いです。
せどりはいろいろなことを学び、吸収することによって格段に結果が変わっていきます。このモノレートは基本ですので、しっかりと身に付けて、日々の仕入に生かしてもらいたいと思います。