準備編

【本せどり】「ビーム全頭検索」ってどうなの?メリット、デメリットとは

2019年3月21日

こんにちは。北村です。
本せどりでよく見かけるのは、バーコードリーダーを使って棚の端から端までリサーチしている人達です。


一見効率よく見えるこのリサーチ方法ですが、実際はどうなのでしょうか。初めて本せどりをする人にはよく分らないと思いますのでメリットとデメリットも含めて解説していきたいと思います。


ビーム全頭検索とは

ブックオフなどの仕入れ先で狙ったコーナーの端から端までバーコードリーダーを使ってリサーチする方法をビーム全頭検索と呼ばれています。もちろん一般的には全く認知されていない用語であり、せどりの専門用語ですね。


ビームを使って全頭検索をしているせどらーの人達は「ビーマー」とも呼ばれており、これも完全せどり用語です。

使用するバーコードリーダー

 

一般的にせどりで使われているバーコードリーダーはKOAMTAC製の「KDC200」シリーズです。アマゾンでも販売されていますが、結構高額ですので、メルカリなどで中古で購入される人も多いです。


2022年現在ですと新品で4万円ぐらい、中古相場でも1万~2万円ぐらいです。5年ぐらい前から比較すると価格は倍増しており、かなり高額となっています。


使い方としては次のようなイメージです。

バーコードリーダーから発射されるビームを、リサーチする商品のバーコード部分にあてていきます。本せどりでしたら、本棚に並んでいる本を手前にずらし、カバー裏のバーコードにビームします。全頭検索なので、棚の上から下まで順番にビームを当てていきます。


慣れている人ですと、指で本をはじき出して、本の裏面バーコード部分を露出させ、物凄い速さでビームを連射します。そして順番にどんどんリサーチしています。この姿はもはや職人技のようで、到底、僕には真似できません(汗)

 

使用する検索ツールは何を使う?

ビームで検索する場合、本をビームで読み取り、検索ツールにデータを表示させています。よく聞かれるのが、「検索ツールは何を使えばいいのでしょうか?」ということです。


僕自身、全頭検索はやりませんが、僕が普段使っている検索ツールでも全頭検索は充分に可能です。


アマコード

アマコード(Amacode)は無料で使える検索アプリです。本せどりはもちろんですが、一般的な新品せどりでも多く使われています。使いやすさが評判なので、検索アプリでもトップクラスの人気のツールです。これが無料で使えるのは嬉しい限りです。


僕はセット本を仕入れする時にFBAの利益計算が簡単にできるのでよく使っています。検索スピードが上昇し、より詳しい販売データが表示される有料版もあります。






せど楽チェッカー

僕自身が普段メインで使っている検索ツールです。有料になりますが、アマゾンでの過去の販売履歴が分かる唯一のツールです。本せどりに特化したツールなので欲しい情報が分かりやすく表示されています。


本せどりをする時。せど楽チェッカーを使えば間違いないというほどの優れものです。





ビーム全頭検索のメリットとは

一番のメリットは商品を順番、簡単にリサーチできるので、商品知識が無くとも仕入ができることです。


本せどりを始めたばかりの初心者の場合、商品知識や仕入れのコツなど分かりませんので、どんな商品を仕入れれば良いのか分からない状態です。そこでまずは全頭検索して利益のある商品を見つけていく手段としては有効だと思います。


お目当てのコーナーを端から全てリサーチするので、漏れもほとんどなく、確実に利益商品を見つけることができます。スマホ、バーコードリーダー、検索ツールがあれば、初心者でもすぐに本せどりを実践することができます。


ビーム全頭検索のデメリットとは

まずは、ビームで全頭検索をする勇気と強いハートが必要です。一般のお客様がいなければまだいいですが、夕方や週末など、店内が混む時間帯ですと確実に目立ちます。一般の人から見れば、棚卸の業者のように見えてしまいます。


そして本に赤いレーザービームを端から順番に当てている姿を見て、「この人は何をやっているんだどう?」と白い目で見られがちです。このシチュエーションに耐えられる人でないと、ビーム全頭検索はできません。


そもそもビームせどりを禁止している店舗もあります。脚立に上ってまでビームでリサーチしている光景は目立ちすぎるので、店員に注意されている光景は僕も何度も目撃しました。


また、一番のデメリットは、無駄な作業が多いことです。例えば、一般的なブックオフの売場の棚を想像してみて下さい。かなりの本が並んでいますね。この本を上から下まで順番にビームで検索していきますが、1つの棚ぐらいですと、実際に仕入できる商品はかなり限られてきます。


1冊あたり50円~100円程度の利益でよければ多少(それでも多少だと思います)仕入ができますが、それ以上の利益を求めるとなるとかなりハードルが高いです。


それでも全頭検索の場合は狙ったコーナー全ての商品をリサーチしますので、実際にかなり時間がかかります。


極端な話をしますと、いざリサーチしようと思って店に行っても、実はその1時間前に同じビーム全頭検索のライバルがリサーチ終了し、すでに店から退散している場合もあるでしょう。その後でも何も知らずに順番にリサーチを始めることになります。


当然、最初から最後までほとんど仕入できる商品を見つけることはできないでしょう。この間の数時間が全く無駄な作業になります。もちろん途中で見切って、止めることもあるでしょう。


機械的で単純な作業になってしまうので、どうしても無駄な時間が発生してしまいます。ビーム全頭検索を推奨している方は、このリスクをお話していません。

ビーム全頭検索から脱却するには

本せどりに参入する人は日々たくさんいますが、ほとんどの人がすぐにリタイヤしてしまいます。僕も店舗で初めて見るビーマーに遭遇することもよくありますが、2回目、3回目と見かける人はほとんどいません。


おそらく機械的で単純作業のビーム全頭検索にトライして商品を仕入れしたにもかかわらず、仕入商品が下落して利益がでるどころか売れ残りが多かったこと。そして仕入れに費やした時間を時給に換算するととても割が合わないと実感したからでしょう。


110円、220円の単Cコーナーを全頭検索し続けたところ、あまりの薄利に心が折れたという話もよく聞きます。


ただ全頭検索を長年続けていて稼いでいる凄い人がいることも事実です。このような人は全頭検査でも自分なりに効率のよいやり方を熟知しているので稼いでいるのだと思いますが、大半の人は無理だと思います。


初心者の人でビームを持っていれば一度体感してみるのもありでしょうが、いかに大変かが分かることでしょう。


全頭検索から脱却するには、商品知識を付けていくことです。ただ機械的に全ての商品をリサーチしていくのではなく、本を見て仕入れできない商品を覚えていくことが大事です。


単Cコーナーでしたら、どこの店舗に行っても並んでいる商品がたくさんあります。これらはつまり仕入対象外商品なのです。機械的にビームで検索しているとそれらの本も毎回、何度もリサーチし続けることになります。


いつも見かける本を見つけて「この本、いつもあるな」と視覚的に覚えていくだけでも、商品知識はアップしていきます。他にも本を見ていくと気づくことがたくさんあります。


これらの積み重ねが目利きに繋がっていき、仕入れ効率がどんどんアップしていくのです。そして気になった商品だけをバーコードリーダーでチェックするぐらいになれれば、かなり稼げるようになるのではないでしょうか。


もちろんそこまで行くには時間と経験が必要であり、途中で座絶してしまう人も多くいらっしゃいます。そんな方へのアドバイスとして当方では仕入同行も行っているので、よかったら詳細をご覧下さい。ビーム全頭検索から脱却したい人にはおすすめです。





まとめ

ビーム全頭検索について詳しく解説してきましたが、初心者の方がこの記事を見たらどう思いますか?僕自身は全頭検索を全て否定しているわけではありません。


最初の本せどりの入り口としてやってみるのもよい経験だと思います。その結果、このスタイルは合わない、稼げない、効率悪いと思ったらスタイルを修正してみればいいかと思います。


何も考えずに永遠と全頭検索を日々やり続けてもあまり良い結果はでないと思っています。多くの本せどらーは全頭検索に嫌気がさし辞めていく人が多いです。


継続的に本せどりで稼ぎたいならば、全頭検索はあくまで手段として考え、他の検索方法を取り入れていくことが重要だと思います。

-準備編

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