仕入商品

【本せどり】4月に仕入したい商品(その2)

2019年4月10日

こんばんは。北村です。
今日は、4月に仕入したい本の第2弾を紹介します!


前回は、辞書を紹介しましたが、新入学、新学年になると新たに購入するものとして、参考書があります。参考書は年間通して仕入をしていきたいジャンルですが、4月は特に仕入のチャンスの時でもあります!


4月に参考書が仕入しやすい理由とは?

日本では、4月から翌年の3月までが学生の1年間となっています。受験生で例えると、4月に高校3年生に進級して、翌年1、2月に大学受験を行い、3月初めに進路が決まることが多いでよね。


そこで受験生は、長い期間勉強していた参考書、問題集を3月の受験期間終了とともに整理をし始めます。参考書も受験が終われば不要ですよね。そして、不要な参考書などを処分していきます。


今の学生は、不要な参考書を自力でメルカリなどで販売する人もいます。しかし、意外に面倒くさいので、やはりブックオフへ売りに行く人が多いのも現状です。つまりブックオフでは3月~4月のはじめは参考書、問題集の買取が集中するのです。


当然店舗では大量の参考書が入荷しても、陳列スペースに限りがあるので、現在並んでいる商品を値下げして108円~200円コーナーへ移動させます。(※ブックオフでいう、ところてん。)そして空いたスペースに新商品を並べていきます。


店舗によっては買取が多ければ、処分する頻度も高くなりますので、昨日まで1,000円ぐらいで販売していた商品でも、いきなり200円になっていることも多いのです。このブックオフの買取から処分までの流れは、全てのジャンルであるのですが、4月は特に参考書が狙い目ということになるのです。

狙い目の参考書とは?

ブックオフではたくさんの参考書を販売していて、主に3つに分かれます。


1つ目は学生向けの5教科参考書、問題集です。かなりの品揃えがあります。2つ目は語学です。多いのは英語関連で、特に「TOEIC」です。これもかなりの種類が並んでいます。3つ目は資格試験です。公務員試験をはじめとした各資格試験の本が並んでいます。


この中でも、仕入しやすいと思うのが、学生向けの参考書と問題集、そして英語関連の本です。

教科書ガイドに注目!

まずは、学生の参考書として仕入しやすいものとして、教科書ガイドがあります。教科書ガイドは、その名のとおり「教科書の解説書」です。学校で使っている教科書の内容をとことんわかりやすく解説してくれる教材であり、教科書の問題に対しても解答を解説しているので、予習、復習ともに、抜群の効果があるようです。


類似品で、教科書ワークというものもあります。こちらは教科書ガイドに問題集が付いたものです。この2つの教科書ガイド系が狙い目です。教科書ガイドは、各教科書の出版社から発売しているので、かなりの種類があります。


また数年ごとに内容も変わったりするので、ブックオフではかなりの商品があります。並んでいる場所も、単行本と雑誌の2か所ありますので、値下げされている商品も結構みつかるかもしれません。

勉強法の本に注目

5教科の参考書、問題集は多くあるので、値下げされている商品を狙っていくのが効率が良いと思います。


参考書とは別におすすめなのが、勉強法の本です。学校のテスト勉強・受験勉強、資格試験の勉強など、どうやって勉強したらよいかを解説している本になります。


最近は、東大生をはじめとしたできる学生が本を出版しているので、特に人気です。また難関大学に合格した受験術も同じように人気です。例えば次のような本です。

東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

3男1女 東大理III合格百発百中 絶対やるべき勉強法 


勉強法の本は種類も多く、ランキングの高い本も多くあり、仕入がしやすい特徴があります。参考書とあわせてリサーチしてみて下さい。


英語の本はCD付きをねらえ!

TOEICを始めとした英語の本は、かなりの種類が店舗でも並んでいます。その中からどれをリサーチするか悩むことも多いでしょう。


しかし英語の本は、CD付きの本が多く販売されています。購入者からみると、発音、ヒアリングを学びたいことが多いと思います。特にTOEICの本はCD付きのものが人気です。


ただし、ブックオフでの商品を見れば分かりますが、CD付きと本の表紙に記載されていても、CDが付いていないものが数多く販売されています。200円の安いコーナーでしたら、分かりますが、意外に、プロパーの通常棚でもCDなしの本は多く並んでいます。


リサーチでCD付きの高ランキング、高値の商品を見つけても、実際の商品にCDが付いていなければ、仕入する価値はありません。ここは仕入する時に、十分に注意しておきたい点です。

さらに、リサーチした時に表示される最安値の価格が、参考にならないことも多いです。これは前回の記事で投稿しましたが、CDなしの出品商品がリサーチの結果で表示されてしまうため、仕入判断ができないということになります。詳しくは、前回の記事をご覧下さい。

赤本はしばらくリサーチしない!

参考書の王道といえば、「赤本」です。ブックオフでもかなりのスペースで並んでいます。特に3月、4月は売る人が多いので、今の時期はかなりの品揃えになっているのではないでしょうか。


ここで、赤本=高値=稼げると思っていると、ついリサーチしてしまうでしょう。しかし、この赤本は過去問です。受験生に聞けば分かりやすいのでしょうが、過去問に取りかかるのは、受験半年前ぐらいからが多いようです。一番のピークは冬休みぐらいの時期です。


そのため、今の時期に価格が高くても値崩れする可能性が高いので、僕は一切リサーチをしません。需要が少しづつ高まる夏休みぐらいからリサーチしていけばいいかと思います。あえてリサーチするならば、直近の2019年版のみでいいと思います。

書き込みに注意!

参考書、問題集で一番のリスクは、書き込みです。本のジャンルの中では、圧倒的に多い多いです。実際に仕入した商品を出品しようと思って検品したところ、書き込みが見つかったら、ショックですよね。そのため、入念なチェックが必要となりますが、かなりの手間がかかってしまいます。


書き込みのリスクを軽減する方法としては、本の見た目の状態が大事かと思います。リサーチした本で仕入対象になった時、外観のチェック、中身のチェックを行いますが、外観(見た目)が古そうな本や、使っている感じがある本は、書き込みのリスクも増えてきます。


逆に新品に近い綺麗な本もブックオフでは多数売られています。そのような本は、外観が綺麗なため、ほとんど使われていない期待が持ています。そうなると中身も綺麗なので、書き込みリスクは軽減していきます。なるべく綺麗な本を仕入していきたいところです。

資格試験の本は最新年度版のみリサーチする

資格試験の本は多数並んでいますが、リサーチのポイントとして、最新年度版の本のみをリサーチすることです。


資格試験は、現在の年度よりも先の年度のものでないと、高く販売することはできません。例えば、現在は2019年(平成31年)です。これと全く同じ2019年版の資格試験の本をリサーチしても仕入対象にはなりません。現在でしたら、2020年度版をリサーチしていきましょう。


また、来月以降、順次2021年度版も発売していきます。これは資格試験の本によって発売時期が変わっていきますが、基本的に、2021年度版が発売すると、2020年度版の本は価格が暴落していきます。


そのため、その資格試験の最新本の発売日をチェックしておくと、仕入的には確実です。


上の画像のSPI試験の本は、就活生にとってかなり実用されている本です。ブックオフでもSPIの本はたくさん並んでいます。しかし、現在ですと2020年度版以外はリサーチ不要です。


またこのSPIは「2018/5/1」に発売しています。つまり最新の2021年度版は「2019/5/1」に発売すると思われます。そのため、今2020年度版を仕入しても、来月には価格が暴落してしまうので、仕入には注意が必要となります。


参考書や問題集は年間通して売れる商品ではありますが、仕入的に検品が大変であったり、価格が暴落してしまうリスクもあります。その分、利益の出せる商品も多いので、仕入をしたことのない人は、ぜひ見てみて下さい。

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