Amazon 実践編

本せどりの発送で使える「アマゾンマーケットプレイス配送」とは?メリット、使い方を解説!

2022年12月8日

アマゾンの自己発送の配送といえば、ゆうメール、クリックポストが多いでしょう。しかし2021年末よりAmazonとヤマト運輸が共同で「マーケットプレイス配送サービス」という新たな配送サービスを開始しました。 

 

このサービスはアマゾンマーケットプレイスで自己発送している出品者が格安の送料でヤマト運輸が提供している配送をすることができるものです。

 

本せどりで自己発送をしているも多いと思いますが、追跡発送の基準が厳しくなっていく昨今ではかなりメリットのあるサービスだと思います。

 

そこで今回はマーケットプレイス配送サービス(以下「マケプレ配送サービス」)のメリットと使い方を分かりやすく解説していきます。 

 

マーケットプレイス配送サービスとは

「マケプレ配送サービス」はアマゾン出品者が、自社出荷の際にヤマト運輸が提供する「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」の配送サービスを特別運賃で利用できるサービスです。 

 

1.自己発送商品がネコポスで発送できる

アマゾンで本を自己発送で販売する場合、従来でしたらゆうメール(特約)、ゆうパケット、クリックポストで発送することが多いと思います。

 

しかし2021年から自己発送で注文金額が2,000円以上の場合、追跡番号が必要となりました。さらに2021年8月より1,100円(税込、送料込)以上の注文から追跡番号が必要となりました。 

 

追跡できる発送はクリックポストを利用する人が多いでしょうが、新たにマーケットプレイス配送が誕生して、ヤマト運輸のネコポスを格安で利用することが可能となりました。 

 

ネコポスとは小さな荷物を宅急便レベルの翌日配達でポストに投函するサービスで、厚さは2.5㎝まで、重さは1㎏まで発送可能です。気になる料金ですが、クリックポストと同じぐらいの料金で利用できます。

 

2.月間500冊以上発送なら配送料金が格安

追跡可能な配送手段してはクリックポスト(税込185円)がありますが、マケプレ配送を月間500件以上利用すると、ネコポスが174円~180円(税込)程度で発送することができます。  

 

下記の料金表は関東から発送した場合です。基本的に発送地から近い地域は安くなります。ネコポスの場合、全国的に179円ぐらいで送れる地域が多いです。 

 

また、宅急便コンパクトの場合は、送料以外に専用のBOX(税込70円)が必要です。送料+70円の負担となります。宅急便は60サイズから200サイズまで利用できます。

 

 

 

 

配送料金は前月の利用数によって変わる変動制になっています。一般的なネコポス料金は250円~300円程度が多いので、サービスを考えると日本一安いぐらい格安だと思います。 

 

3.月間500件達しない場合は料金が高くなる 

前月の発送数が500件に満たない場合はネコポスの場合、料金は200円ぐらいになります。クリックポストの料金が従来の198円から185円に値下げされましたので、500件に達しない場合はクリックポストのほうが安くなります。  

 

 

ただしマケプレ配送はクリックポストよりもメリットが大きいので、利用してみる価値があると思います。メリットについては後程解説していきます。 

 

4.ヤマト運輸との契約不要で利用できる

アマゾンマーケットプレイス出品者ならば、ヤマト運輸との契約なしで、この特別料金で発送することができます。送料の支払はアマゾンのペイメントから当日に差引されます。 

 

つまり1日に出荷した送料は、その日のアマゾン売上利益から差し引かれるので、まとめて支払することはありません。月末になって1ヵ月分の送料支払が多くなり困ることはありません。 

 

5.出荷通知の伝票番号の入力が不要

2022年8月中旬より、販売価格1,100円(税込)以上は追跡番号の入力が必要となりました。

 

マケプレ配送の場合、アマゾンが提供する配送サービスなので追跡番号が自動的に生成され、自動で出荷通知を行ってくれますので、入力が不要となります。  

 

詳しくは後程説明させて頂きます。

 

自己発送でマケプレ配送を使うメリットとは

本せどりで自己発送をしている人の発送方法は、「特約ゆうメール」か「クリックポスト」が多いと思います。

 

特約ゆうメールは現状、契約条件、厚さ(2cmまで)、配達日数(2~5日程度)の全てが厳しくなってきており、追跡もできないので、正直料金以外にメリットはありません。 

 

特に2022年より郵便の配送日数が変更となり、いままででしたら最短翌日に到着していた配送日数が、最短で2日かかるようになりました。つまり同じ町内でも配達まで2日間かかってしまいます。  

 

また木曜日に発送した場合、最短での到着が月曜日になってしまいます。間に祝日が入ってしまうと最悪で注文しても受取までに6日程度かかってしまいます。 

 

しかしマケプレ配送のネコポスでしたら宅急便と同じ配送になりますので、土日祝日も関係なく最短で配送されます。大型連休、年末年始も関係ありませんので、販売する時に配達予定日を短くして他出品者よりも有利に販売することが可能です。

 

クリックポストでも土日祝の配達も行われますが、配達日数はネコポスから比べると遅くなる地域も多く、同じ地域でも翌日到着しないこともあります。

 

またマケプレ配送は、紛失、破損の補償も3,000円までありますので安心です。万一のことがあっても商品代金が補償される配送です。

 

現在、特約ゆうメールを使っていても、平均の送料が150円ぐらいの人はマケプレ配送に変更してもよいかと思います。配送コストは多少上がりますが、その分、追跡ができ、土日祝関係なくお届けできるのでメリットはかなり大きいと思います。 

 

利用の仕方

それではマーケットプレイス配送を利用する方法を解説していきます。 

 

1.専用ラベルを手配する

マケプレ配送を利用するにはヤマト運輸より専用のラベルを手配する必要があります。まずは最寄りのヤマト運輸に連絡して専用ラベルを入手して下さい。ヤマトビジネスメンバーズのアカウントがある人はサイトより直接手配することができます。 

 

必要となるラベルは 

レーザープリンタ用 ⇒323番(A5サイズ)

インクジェットプリンタ用 ⇒395番(A5サイズ)

となります。 下記は395番のラベルです。

ラベルは1注文に対してA5の専用ラベルが1枚必要です。つまり500件の発送に対してはラベルが500枚必要となります。 

 

ラベルはヤマト運輸の営業所に常時無い場合も多いので、あらかじめ多めに発注しておいたほうがよいでしょう。 

 

営業所に在庫がない場合は入荷まで1週間程度かかることも多いので、残数が2週間分ぐらいの発送数になったぐらいで注文しておいたほうがいいと思います。ラベルは50枚(1袋)単位での発注が可能です。

 

2.初めの利用の際に「配送ラベルの購入設定」を行う

それでは実際にマケプレ配送を利用してみましょう。まずはマケプレ配送を利用したい注文を表示して下さい。 

 

セラーセントラルより「注文管理」画面を表示して、マケプレ配送を行いたい商品から右横の「配送ラベルを購入」をクリックして下さい。※マケプレ配送が導入する前まではこのチェックボタンはありませんでした。 

 

 

クリックすると「注文の詳細」画面が表示されます。これは今までと同じ購入者の配送先や注文商品の情報が確認できます。そしてその下に「未出荷商品のラベルを購入する」という項目が表示されています。 

 

今後、マケプレ配送を利用する際には、毎回この項目を入力するのですが、初回に限ってはさらに下の項目の「配送ラベルの購入設定」より、利用者の情報を登録する必要があります。 

 

※出品大学からも同じく初期設定「配送ラベルの購入設定」を登録することができます。 

 

実際にクリックしてみますと「配送ラベルの購入設定」の画面になります。こちらでは初期設定の登録となりますが、現在自己発送を行っている屋号、住所が表示されていると思います。変更する場合は「編集」より登録して下さい。 

 

ここで重要なのが、「全ての配送元住所の設定」の項目です。今後、マケプレ配送で何の配送サービスを利用するかということになります。大半の方が「ネコポス」がメインとなると思いますので、ネコポスの規定サイズをあらかじめ登録しておきましょう。 

 

編集をクリックすると「すべての場所の編集を設定する」の画面になりますので、ここでパッケージのタイプ(ネコポス)とサイズ(ネコポスの規定サイズ)を入力しておきます。 

 

サイズはネコポスで発送できる範囲のもので問題ありませんが、ネコポスの最大サイズを登録しておけば問題ありません。その他の項目は「なし」にして「保存」しましょう。以上で初期登録は終了です。 

 

 

3.配送ラベルを購入してみる 

それでは実際に、マケプレ配送を利用してみましょう。マケプレ配送を利用するには、先に説明しました注文管理画面より「配送ラベルの購入」を行います。 

 

アマゾンでマケプレ配送を利用する=ラベルを購入するということになります。まずは「配送ボタンを購入する」をクリックします。  

 

 

購入ボタンをクリックすると、注文の内容が表示され、その下に「未出荷の配送ラベルを購入する」の項目が表示されています。この画面で発送商品の重量を入力します。 

 

他の項目は最初に登録した「購入設定のデータ」が自動的に表示(下記青枠の梱包サイズ)されていますので、入力するのは実際に発送する本の重量を入力するだけでOKです。

 

重量といっても1冊づつ正確な重量を入力するのではなくアバウト(見た感じ)で大丈夫です。僕の場合、ソフトカバーは300g、ハードカバーは500g、A4サイズの雑誌は400g、重い本は700gなどおおまかに入力しています。 

 

 

この重量ですが、次回同じ商品をマケプレ配送でラベルを購入した場合は前回利用した重量が表示されますので、再度の入力は必要ありません。 

 

重量を入力したら、最後に「配送ラベルの購入」をクリックします。この段階で、配送料はこの注文商品の売上金より、即日決済されます。購入が完了すると印刷画面になります。  

 

 

注意点としては一度ラベル購入をしてしまうと「未出荷」の注文ではなく、「出荷済み」の注文となってしまいます。 

 

ラベルの印刷をミスって再印刷したい場合は、「出荷済み」の注文一覧を「降順」に並び替えて再度「注文の詳細」を表示して下さい。印刷できなかった注文を開くと「ラベルの再印刷」できるボタンが表示されています。

 

4.ラベルの印刷

「ラベルの購入」をクリックすると印刷画面が表示されます。普段はGoogleChromeを使っているのですが レイアウトを「横」、用紙サイズを「A5」にするだけでOKです。拡大、余白の設定はデフォルトで大丈夫です。  

 

 

Microsoft Edgeで印刷する場合でも上記と同様の設定となります。

 

初めてマケプレプライムを利用してラベルを印刷する際は、プリンターによって印刷される方向が違いますので調整して下さい。ラベル印刷は次のようになっていればOKです。 

 

                

 

2022年8月よりラベル印刷が若干縮小となりました。配送先の住所の文字が格段に小さくなり使用できるのか不安になる方もいるかと思いますが、ヤマト運輸ではラベルをスキャンすれば配送先が分かりますのでラベルの文字サイズは問題ないようです。 

あとは印刷されたラベルを発送する封筒などに貼ればOKです。 

 

マケプレ配送は発送通知、追跡番号が不要!

2022年8月より購入金額(税込)1,100円以上の注文には発送通知の際に追跡番号の記載が必須となりました。多くの出品者がクリックポストでの発送を行うと思いますが、対象の注文に対して都度追跡番号を入力して発送通知を行うのはかなり負担かと思います。 

 

特にプロパー商品の仕入をメインにしている方でしたらほとんどの注文商品に対して追跡番号が必要となります。 

 

しかしマケプレ配送はマーケットプレイスの注文から直接配送を出品者が購入しますので、送料の支払も注文の売上からの差引、そしてその注文商品の配送も自動的に追跡番号が反映されるのです。 

 

つまりマケプレ配送を利用すると配送料は自動的に引かれて、追跡番号は自動的に出品者、購入者へ反映反映されるのです。面倒な追跡番号入力は不要です。これは本当にありがたいですね。 

 

追跡の確認方法とは

マケプレ配送宅急便と同じように早く配達される配送サービスです。実際に利用してみると購入者からの配送状況の確認はもちろんですが、出品者の方でも無事到着しているか確認したくなる時があるかと思います。 

 

そこで実際にマケプレ配送を利用して発送した商品が到着しているのか確認してみましょう。  

 

配送状況を一括で確認する方法 

例えば昨日発送した商品の配送状況を一括で確認することが可能です。セラーセントラルの「注文管理」から「出荷済み」、「注文日(降順)」にすると直近の配送上記を一覧で確認することができます。当日ヤマト運輸で発送した後ですと「注文状況」が「集荷済み」となっています。   

 

 

また、1日前の注文商品を見てみますと、「購入者に配送済み」という表示が目立つようになります。これは無事に商品が配達完了したということになります。  

 

 

「配送中」でしたら本日中に配達、「集荷済み」となっていたら遠方地域への発送で到着は当日午後、または翌日の配達となります。この表示を見るとマケプレ配送は、いかに早くお届けできると実感できると思います。 

 

ちなみにこの注文管理画で表示される注文状況ですが、マケプレ配送以外の出荷(ゆうメール、クリックポストなど)ですと出荷通知を出した時点で「出荷済み」となります。追跡番号があっても「購入者に配送済み」の表示に自動的になりませんのでご注意ください。 

 

個別の配送状況確認

個別の注文に対して配送状況を確認する場合は、上記と同じ「注文管理」から対象の注文をクリックします。すると注文詳細の下部にマケプレ配送の情報が表示されています。ここの「お問い合わせ伝票番号」をクリックして追跡の確認が可能です。 

 

 

実際にクリックしてみますと配送状況が確認できます。 
 

 

マケプレ配送を取り消しするには

マケプレ配送の手続きをしたにもかかわらず、配送をキャンセルしたいということもあるかと思います。購入者からの発送前のキャンセルはもちろんですが、意外に多いのはマケプレ配送で発送する商品のサイズが規格外だったということです。 

 

マケプレ配送でネコポスで発送する場合は厚さ2.5㎝なのでそれ以上のサイズとなるとクリックポストでの発送になります。そこで一度手続きしたマケプレ配送を取り消す場合について説明します。 

 

上記と同じ「注文管理」から取り消したい注文をクリックします。そして注文詳細のマケプレ配送の情報から「配送料の返金」をクリックします。

すると返金の画面がでてきますので、「過去に一度も利用していない」にチェック、そして「配送料の返金」」をクリックします。これでマケプレ配送はキャンセルとなりました。 

 

 

まとめ

今回はマーケットプレイス配送について説明させて頂きました。アマゾンで自己発送を行う場合、追跡番号を必須とする基準が厳しくなってきました。出品者の立場から見ると配送料負担増という声もよく聞かれますが、購入者からみたら追跡番号のある配送を望むのは自然だと思えます。 

 

本せどりは購入者に負担してもらう送料と、実際にかかる送料との差額で利益を上乗せするビジネスモデルが長い間続いておりました。

 

しかし日本郵便の配送日数が変更になり、ゆうメールは木曜日発送(水曜日発送の場合も)で翌週月曜日着になっており、ネット物販としての配送手段としては、かなり遅い配送方法となってしまいました。

 

今後アマゾンの自己発送に関して基準がどうなるか分かりませんが、マケプレ配送が今後、自己発送の主流になっていくかもしれません。 

 

いずれにしろ追跡有の発送は多くなってきましたので、マケプレ配送を上手く利用してみてはいかがでしょうか。

 

 

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