ブックオフ「ウルトラセール」薄利の商品は仕入しないこと!

投稿者: | 2019年5月3日

こんばんは。北村です。
ブックオフのウルトラセールがスタートしました。昨日、攻略法の記事を書いたところ「利益がいくらくらいの本から仕入したほうがいいのですか」と問い合わせを頂きました。そこで今回はセールにおける利益についてのお話をしていきますね。

むやみに仕入してはいけない

本せどりの場合は仕入金額が新品せどりから比べると格段に安くリスクが少ないです。ただし仕入金額が安いからと言ってもむやみに仕入をしてはいけません。


なぜなら仕入した商品はすぐに売れないからです。中古本の場合は新品と比べてどうしても在庫リスクが生じます。仕入した商品の7割が1ヵ月以内に売れれば優秀でしょう。それでも残り3割は在庫として残ります。


これはセールで仕入したとしてもほぼ同じです。逆に仕入基準を誤ってどんどん仕入をしてしまうと月内で販売できる商品は5割以下になり、5割以上が売れ残りになってしまいます。


セールで仕入したとはいえ半分以上が1ヵ月で売れないとなると資金繰り的にも問題あります。それではセール商品を早いスピードで販売していくにはどうすれば良いでしょうか?

【セール】仕入基準に注意!

セールの時は必然的に仕入単価が上がっていきます。普段と全く違う同じ仕入をするならば単純に仕入金額が安くなるので単純に利益が上昇します。


しかしセールだからこそ普段仕入できない商品を仕入する方も多いでしょう。例えばプロパーの単行本、文庫、雑誌。値下げされていないコミックセット本です。これらを仕入する時は注意していきましょう!

ランキングに注意する

通常の仕入の時でもアマゾンランキングは重要になってきますが、ランキングについては以前詳しく記事を書いていますので、確認してみて下さい。
⇒アマゾンランキングについて


セールで仕入する場合でしたら10万位ぐらいまでが理想です。これは回転が速い本になるので1ヵ月以内で販売できる可能性が高くなります。販売価格が高い本でしたら30万位以内が目安だと思います。


それ以降ですと動きが遅いのでセールで仕入をしても資金を寝かしてしまう原因となります。

販売価格の高い本はモノレートを確認する

単品で販売価格が2,000円以上の本や、コミックセット本はランキングだけではなくモノレートを確認しましょう!


モノレートを見てみると1ヵ月でどのくらい売れているのかが分かります。月に何回か売れている本であれば販売チャンスがありますので、当然仕入対象となります。


ただし1ヵ月に1冊しか売れていない、ランニングも40万以上。でも出品者は1人しかいない。このような本は充分仕入対象になります。


普通の仕入でランキングとモノレートを全部確認するのは効率が悪いので、高い本に限りチェックしてみて下さい。

状態が劣る本は仕入をしない

安い商品を仕入する時でしたら問題ないですが、仕入が500円以上になるような本は状態に注意しましょう。出品商品の中でも安くて状態の良い本から売れていきます。

仕入は全体的に綺麗な本に絞りましょう。そして中のページに折れが無い本。線引きや書き込みがあってはいけません。あくまで仕入金額が高い本の話になります。

仕入金額の倍以上で販売しよう!

仕入基準が良い本を見つけたら、次はその本が利益を取れるかどうかを確認していきます。


利益の取れる目安として分かりやすいのが、仕入金額の倍以上の価格で販売できるかということです。


108円の本でしたら220円以上、200円の本でしたら400円以上、500円の本でしたら1,000円以上、900円の本でしたら1,800円以上という感じです。


これは普段の仕入でも目安になりますが、セールでも同じ感じでいいかなと思います。

実際に利益を見てみよう!

ウルトラセールで仕入してみたい商品の利益をシミュレーションしてみたいと思います。単品商品とセット本の2つをみてみます。

幸せになる勇気

この本は大ベストセラー「嫌われる勇気」の続編ですが、とんでもなく売れている本です。中古でも1,200円(販売価格+配送料)で充分に売れる本です。


この本は500円で販売している店もあるので、500円で仕入した場合の利益をシミュレーションしてみます。

■通常仕入の場合
『自己発送』
・販売価格:1,200円 (販売価格+配送料)
・仕入:500円
・利益:290円
 ※購入者への配送料150円と仮定
『FBA販売』
 ・利益:110円

仕入500円ですとFBAでの販売は利益的に厳しいです。しかしこれがウルトラセール20%オフで仕入ができるとすればどうでしょうか。


■ウルトラセールで仕入の場合
『自己発送』

・販売価格:1,200円 (販売価格+配送料)
・仕入:400円
利益:390円   
 ※購入者への配送料150円と仮定
『FBA販売』
 ・利益:210円


ウルトラセールで仕入してみると利益はアップしました。しかし販売価格が1,200円ぐらいの本ですとFBAで販売することは厳しいです。自己発送の場合は500円で仕入して400円程度の利益になります。


セールで仕入をするのでしたらかなりの利益率になります。逆にいくら高回転商品といっても仕入金額が500円ぐらいで利益が半分以下の商品は仕入しないほうが良いと思います。


単品でしたら400円以上利益が出る商品を仕入したいところです。

火の鳥 (文庫版)全13巻完結セット

手塚治虫の名作「火の鳥」です。コミック文庫版の全巻セットになります。通常108円で全巻揃えるのはかなり難しいと思います。


全巻セット3,980円で販売していた店があったので、その仕入金額で利益をシミュレーションしてみます。


コミックセットなので、通常のFBAで販売した場合と20%オフセールで仕入をしてFBAで販売した場合を比較してみます。

■通常仕入の場合
 販売価格:6,470円
 仕入:3,980円
 利益1,000円

ウルトラセール仕入の場合
 販売価格:6,470円
 仕入:3,184円
 利益1,800円

セット本のような販売金額が高い商品は仕入金額が20%オフになると利益が一気に上昇します。3,200円程度で仕入をして利益1,800円はなかなかいいと思います。


セット本の場合は単品に比べて販売するまで労力(梱包、納品など)がかかるので1,000円以上の利益商品を狙っていきたいです。


セールなので仕入基準を緩めてもいいのか?

ウルトラセールで仕入をした場合の利益を見てみました。これは仕入金額の倍以上で販売するという想定内での利益です。


しかし「セールだから仕入金額も安くなるので、もっと販売金額が安い商品をたくさん仕入してもいいのではなでしょうか」と思う方もいるでしょう。そのほうがたくさん仕入することができます。


もちろん仕入が多くなれば利益も増えると思うでしょう。


しかしここで問題があります。最初にお話した「むやみに仕入をしない」ということです。仮にセールで500円で仕入をしても1ヵ月以内に5割~7割ぐらいしか売れません


もし半分しか売れなかったら「仕入原価500円×仕入数の半分」の金額が1ヵ月以内に回収できなくなりますね。


新品せどりの場合は、この1か月間で仕入資金を回収できるような仕入をしていきます。


しかし本の場合はどうしても販売に時間がかかるものもあります。そのため原価が高くて利益が薄い( 薄利)商品を多く仕入するスタイルは無理があります。

まとめ

・セールだからと言ってむやみに仕入しない
・薄利の商品は仕入しない
ランキングは30万以内
・販売価格が高い商品はモノレートを確認
・利益は単品400円、セット本1,000円以上
・仕入の基準は緩めないこと

今回はウルトラセールが開催されているので、セール時の仕入商品についてお話しました。これは普段行われている特定のコーナーでのセールでも同じです。


セールだから仕入が安くなるのですが、その分仕入対象を低くしたら意味がありません。仕入できる本はたくさん増えますが、売れ残る本が増えるのも事実です。


セールだからといって無理に仕入をすることはありません。あくまで利益重視で仕入をしていきましょう!