今日は、4月に仕入したい本の第3弾です。
前回までに辞書、参考書と4月に仕入をしたい商品を紹介してきました。今回は大学の教科書です。4月は凄く需要がありますので、お話したいと思います。
目次
大学の教科書とは!
大学の教科書は、自分で全ての履修科目の教科書を揃えなくてはなりません。高校の時は学校や、指定の書店などで購入しますが、大学の場合、指定の教科書リストを受取り、各自が購入していきます。
購入先は自由です。しかも大学の教科書は、一般の書店で販売しているものなのです。一応、大学の生協で購入できる案内はありますが、大学の教科書は全部で2万円~5万円ぐらいかかります。しかも後期は追加購入も必要です。
生協で購入すると10%OFFなどの大学もありますが、それにしてもかなりの負担です。参考ですが、ある大学の教科書リストの一部を掲載します。
上のリストから、自分の履修する科目に必要なものだけ事前に準備することになります。価格は新品のものですが、高いです。そのため、中古で購入する学生も多いのです。
4月の教科書相場はどんな感じなのでしょう?
この時期、今までブックオフでリサーチしても仕入対象外の本が、一気に売れ始めることがあります。
もちろん通年売れている本もありますが、この時期だからこそ売れるものもあります。例えばこの本。
国際政治経済学・入門 第3版 (有斐閣アルマ)
モノレートは去年の動きになります。今年も同じような動きになっていますので、参考になると思います。
4月の初め(大学の入学式前)までは全く値段がついていなかったですが、4月10日ぐらい(大学の履修決定)から一気に相場が上昇しています。
つまり、この本を授業の教科書として使う学生が購入し始めたからです。中古の出品者数にも注目ですが、どんどん減っていきていますね。
実際は、この時期に新たに出品している人もいるのですが、販売数のほうが多いので、どんどん減っています。毎日1~2減っていますが、実際はかなりの点数が売れていると思います。
この最安値が高い状態は、去年ゴールデンウィーク終わりまで続いていました。
どんな教科書を仕入すればよいか?
では、具体的にどんな本を仕入すればよいのでしょうか。一般的に大学の教科書が必要なものとしては、法律、経済、社会、哲学、教育、医学などの専門書になります。その中で一例を紹介します。ブックオフでも見かける本になります。
ミクロ経済学 (新経済学ライブラリ)
経済学入門 (第3版)
臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)
なかでもリサーチの対象になるのが、「有斐閣」という出版社の本です。ブックオフでもいろいろなコーナーにありますので、分かりやすいと思います。
この表紙は結構分かりやすいです。また「有斐閣」という出版社の名前が入っていたら、この時期はリサーチしてもいいと思います。ただし、一点注意が必要です。
出版の時期に注意しましょう!
有斐閣をはじめとした、教科書になるような書籍は、数年~5年ぐらいで内容が改定されていきます。本の表紙に記載してある「第〇版」とありますが、基本的に最新の発刊でないと中古の価格は高くはありません。
最新刊を確認する方法としては、最後のページに発行年月が記載しれおります。有斐閣のシリーズでも今年の1月~3月に最新版が発売したものがありますので、そうなるとその前の版は全く購入されなくなってしましまいます。
仕入のポイントとしては
まずは教科書の需要はゴールデンウィークまでと思っていいと思います。大学でも連休後、本格的に授業を行いますので、それまでに教科書は用意するはずです。
そのため、ゴールデンウィーク過ぎると、相場が一気に下がっていきますので、注意が必要です。
また、仕入はブックオフの販売価格は関係なくリサーチしてみたほうがいいです。1,000円以上の値付けでも2,000円以上で販売できるものもあり、そのような本のほうが販売スピードは速いと思います。
仕入の期間は限られていますが、ぜひいろいろリサーチしてみて下さいね!