せどり(実践編)

本せどり自己発送は「追跡可能率」の導入によりどうなる?対応策は?

こんにちは。北村です。
4月1日より、出荷に関するアカウント健全性の指標として「追跡可能率」が導入されますね。


自己発送出品者に対してはかなり厳しい基準が導入されることになりますが、今後どのように対応すればよいのでしょうか。


今回の新指標に対して疑問点、今後の対応についてお話ししていきますので、最後までぜひご覧下さい。

4/1からの追跡必須について

今回の新指標を簡単に説明すると次のとおりです。

✅2021年4月1日より自己発送の商品で2,000円以上(税込、送料込)の注文には「トラッキング番号/お問い合わせ伝票番号の入力」の入力が必須となる。

✅追跡可能率 95%以上を維持できないと自己発送での販売資格が停止される。

✅販売資格を復活させるには、改善計画書が必須となる。


この基準を見る限り、かなり厳しい内容となっています。では実際に今回の指標について今後どうなるのか、アマゾンに疑問点を直接聞いてみました。

実際にアマゾンに聞いてみた!

今回の追跡についていろいろな情報が錯誤しているので実際にアマゾンに3つの質問を聞いてみました。質問は僕が直接したものです。

<質問①>
1ヵ月間で2,000円以上の販売商品が10件あった場合、1件トラッキング番号の未入力、または有効でない番号を記載してしまったら追跡可能率は90%になります。


この場合、出品者のミスになりますが、自社出荷での販売資格停止の対象になるのでしょうか。


<回答①>
直近30日間で追跡可能率が95%未満となったカテゴリーについては、出品者出荷での販売資格が停止されます。※FBAに影響はありません

<見解>
つまり販売数が少なくても、追跡番号の未入力、または追跡番号の記入ミスがあらば自社出荷での販売資格停止の対象になるということです。




<質問②>
出荷パフォーマンスでは追跡番号が有効でなかったレポートを抽出することができます。


レポートでエラーの追跡番号を確認して、対象の注文の「お問い合わせ伝票番号」を正しいものに修正した場合、後日追跡可能率は回復するのでしょうか。


先にお尋ねした例ですと1件エラーになったため90%になっていたので、修正して100%に回復することは可能なのかということです。


<回答②>
編集は可能ですが、タイミングによっては連携されない(追跡可能にならない)場合がある為、出荷通知時に正しい番号を記載をお願い致します。


<見解>
質問の意味が分からない人もいるかと思いますが、簡単に言えば「僕:追跡番号の入力を間違えたので、もう一度入力し直しました!」


「アマゾン:もう一度入力してもらっても追跡のパフォーマンスが上昇するか分かりません。出荷時に正しい番号を入力してくださいね」とういうことです。



<質問③>
販売資格が停止された場合、改善計画の提出が必要となりますが、承認されるまでの間は全出品商品が販売停止になるということでしょうか。


<回答③>
追跡可能率等で出品停止になった場合、自社出荷での出品資格が停止となりますがFBAでは出品可能です。


また、改善計画の提出のアカウント回復についての判断は、担当部署が異なるため、お答えできかねます。ご了承くださいませ。


<見解>
販売資格を復活させるために「「パフォーマンス改善計画書」を提出してアマゾンに承認されることが必要となります。この改善計画書の内容によって今後すぐに自己発送ができるかできないかが決まっていきます。


ただ今回の新指標により自己発送の基準に満たない対象者はかなりいると思いますので、実際はどうなるか分かりません。次は最悪の状況を想定してみますので、リスクヘッジしておきましょう。

追跡可能率 95%以上達成しない場合は?

追跡可能率が95%未満になった場合、「改善計画書」を提出してアマゾンに承諾される必要があります。改善計画書のアナウンスは「アカウントスペシャリスト(アカスぺ)」から連絡が来ます。


アカスぺから改善計画書提出依頼が来た場合、必ず返答をするころが必要です。そのまま無視して放置しておけばアカウント閉鎖の確率がかなり高くなります。

でも本せどりの出品者はアカスぺについては馴染みがあまりないと思いますが、必ず対応するようにして下さい。

ただしアカスぺとの対応についてはかなり時間がかかることが多いです。また今回の追跡可能率については自己発送出品者に対して必須条件になったため「改善計画」の内容も厳しいと思われます。

あくまで僕個人の推測なので、5月以降の情報が入りましたら公開したいと思います。

追跡可能率を導入する目的は?

今回の導入目的として、アマゾンが利点として考えていることをまとめると次のとおりです。


●購入者からの問い合わせ件数が減少できる
●注文不良率が軽減できる
●Amazonマーケットプレイス保証申請に不服申し立てができる
●評価の向上が期待できる
●商品の紛失の際、責任の所在が判断できる


そして「配送状況をAmazon上で追跡可能とすることで、購入者からのお問い合わせを減らすだけでなく、購入者からの評価の改善ならびに自社出荷商品への購買意欲の向上に繋がることが期待できます。」とアナウンスされていますね。


またあくまで推測ではありますが、以下の理由で追跡を導入したことも考えられます。

販売商品の追跡強化

アマゾンで自己発送をして販売しているセラーはたくさんいますが、現状は追跡可能な発送方法を使っているセラーが多いと思います。


理由としては2018年末以降に書籍などの印刷物以外はゆうメールが使えなくなり、多くのアマゾン出品者は追跡可能な他の発送手段に移行せざるを得なくなりました。


現在は追跡のない方法で販売できるのはゆうメールが使える本、CD、定形外郵便を使うコスメなど低単価商品を販売するセラーに限られてきました。


しかしこれらのセラーが追跡番号のある発送方法で販売するようになれば、アマゾン的にも顧客満足度が上昇し理想的な販売が構築できると考えているのではないでしょうか。


今回の新指標導入によって顧客満足度が上昇する結果になれば、アマゾンとしても追跡に関してさらに厳しい基準を求めてくるかもしれません。


FBAへの推進

FBAを利用すれば出荷パフォーマンスは関係ありませんので、今回の新指標には全く該当されません。


今回の新指標で感じたのはアマゾンが「FBAでしたら大丈夫ですよ」というニュアンスです。「対象商品の販売リスクを感じたらFBAで販売して下さいね。」ということでしょう。


アマゾンとしてはFBA販売をしてもらいたいので、当然推奨してくるでしょうが、今回の新指標によりFBA販売に移行する人も多くなるでしょう。


セット本を販売している人ならばFBAは当たり前の販売手段ですが、単品のみ販売している場合は自己発送しかしていない人も多いので悩むところでもあります。

今後の自己発送はどうする?

自己配送出品者にとってはかなり厳しい状況になってきています。特に全面的に安価な特約ゆうメールで発送している事業者についてはキツイ状況になってきました。しかし今後はどうすればよいのでしょうか。

FBAの利用比率を上げていく

先にFBAの推進についてお話しましたが、実際には自己発送よりも利益が少なくなると思います。しかしリスク回避と発送の手間を考えればFBAを利用することも得策です。


FBAで出品した商品は出品上でも目立ち、しかも翌日到着が可能なので最安値で販売する必要はありません。


配達のスピードを価格に加算して販売しても、購入者からみればアマゾンが販売していると思う人も多いのでかなり売れやすくなるメリットがあります。

商品単価を上げていく

自己発送なので、単行本、雑誌の出品が対象となると思いますが、単純に売れる商品の価格を上げていくということです。商品単価が上がればFBAで販売しても充分利益をだすことができます。


また自己発送で送料が100円アップになったとしても単価が100円以上あがれば利益的には問題ないでしょう。


単価を上げるには今までリサーチしていなかったコーナーを見てみる、プロパーコーナー(210円以外の高いコーナー)で高単価商品を探すのが理想的でしょう。


逆に2,000円以上の商品に追跡番号が必須になるなら、それ以下の商品の販売を増やせばいいという考えもありますが、いつ追跡基準が引き下げらるか分かりません。


これを機に新たな仕入スタイルを試してみる絶好の機会でもあると思います。

プライスター便を使う

せどりツールのプライスターを契約しているユーザー限定になりますが、「プライスター便」を使えば追跡番号の入力は不要です。


プライスター便とは注文商品の発送方法をプライスターサイトからヤマト(プライスター便)で選択すると使える機能になります。


具体的にはヤマト運輸のネコポスを使える機能で、対象商品をコンビニに持って手続きをして発送するだけです。


発送次第、自動的に追跡番号が反映されるので出品者における入力漏れ、ミスはありません。


デメリットとしては送料が265円とクリックポストよりも割高という点です。ここはあくまで考え方ですが、2,000円以上の商品ならばこのくらいの送料をかけて送ってもいいのではないでしょうか。


ちなみにプライスター便でのネコポスは厚さ3Cmまで、配達はクリックポストよりも早いです。都内発送でしたら本州、四国は翌日到着です。


商品の補償も3,000円までありますので、販売価格が高い商品は普通に利用したいですね。

今後追跡はさらに厳しくなるのか?

追跡番号がない発送手段は「ゆうメール」「定形外」です。この発送方法を利用しているセラーは本、CD、DVDのメディア出品者が多いと思います。


他のカテゴリーで販売を行っている人の多くはすでに追跡できる方法で販売していると思います。


実際にゆうメールは本以外使用できなくなったので、追跡対象が1,000円以上まで引き下げられればアマゾンとしてみれば理想な販売体系に近づくでしょう。


あくまで推測の話ですが、このような状況になっても利益が取れる仕組みを今から作れれば間違いなく本せどりの勝ち組になれると思います。少し厳しい見方ではありますが、最悪を想定して今から動けば未来は変わります!


まとめ

注文商品の追跡はどの販売サイトでも主流になっています。そのためアマゾンでも「追跡可能率」を指標にしたのは当然のことでもあります。


購入者から見たら注文商品の追跡ができることで安心感、顧客満足度も上昇し、理想の販売体系になります。


ただし出品者にとっては送料の負担が大きくなるのですが、現在のネット販売動向を考えれば避けては通れないものです。


つまりコスト高により当然出品者も淘汰されていくことになりますが、これを機に販売商品の見直しや、FBA導入化など販売戦略の見直しが必要になることでしょう。


今後のアマゾン販売では低単価商品の販売はさらに厳しくなっていくと思いますので、今からいろいろな商品が仕入れできる力を身に着けていくことが必要ではないでしょうか。


今後に販売におけて当サイトが少しでもお力になれれば幸いです。

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