今回はアマゾンランキングと仕入判断についてです。実際に仕入に行った時、このランキングをどう活用していくのかお話していきます。
目次
カテゴリー別仕入基準ランキング
実際にアマゾンで販売する商品を仕入する時、どのくらいのランキングの商品まで仕入してよいのでしょうか?まずはいろいろなカテゴリーで見てみましょう!
上記のランキングは、各カテゴリーでの仕入目安です。これはあくまで僕や、せどりの強い人達が考えるランキングです。
例えば、TVゲームをリサーチした時に、ランキング1万位以内でしたら、1ヵ月以内に売れていくだどうという目安です。店舗でリサーチした時に1万2千位でしたら、基本的に仕入しないほうがよいということになります。
ただし、このランキングはあくまで目安です。TVゲームのような仕入単価が高い商品はこのランキングとは別に、モノレートもあわせて参照することが必須になります。
ランキングは仕入判断の第1歩!
各カテゴリーのアマゾンランキングから、それ以内のランキング商品でしたら、仕入基準になると言ってきました。
店舗で実際にせどりをしてみると、かなりの商品をリサーチすることになります。仕入判断はモノレートが一番なのですが、全ての商品をモノレートで判断しているとかなりの労力、時間がかかってしまいます。なので、ランキングの悪い商品はモノレートを見なくても良いことになります。
一般的に仕入金額が高い商品については、モノレートで販売実績を確認していきましょう!逆に仕入金額が1,000円以下ぐらいの商品でしたら、ランキングだけで仕入判断をしても大丈夫です。
中古本のランキング判断
ここからは本のランキングと仕入についてお話していきます。よく「何位ぐらいまででしたら、仕入しても良いのでしょうか?」と聞かれることがあります。
本の場合は、アマゾンの中でも一番の販売数があるジャンルなので、ランキングも他のカテゴリーよりも、かなり幅があります。では具体的に紹介していきましょう!
本:Amazonランキング1位~1万位
本の場合、このランキングで、コンディション最安値で出品すれば、ほぼ数日で売れます。出品して当日~翌日に売れる商品もかなりあるくらい熱いランキングです。イメージとしてはTVゲームの本体、人気ソフトのようなペースで売れていきます。
本を販売したことが無い人は、ランキング1万位の商品が即売れるなんて、イメージ湧かないと思いますが、本はそれほどの販売パワーを持っています。
また、上級テクニックとしては、このランキングですと、状態「可」の商品、縦えば「線引き、書き込みが多くあるような本」でも、少し安くしておくだけで即売れてしまうことです。本の場合は、状態の悪い商品でも仕入ができるところが、他のカテゴリーと違うメリットでもあります。
本:Amazonランキング~10万位
1ヵ月以内には十分売れるランキングです。このランキングの商品はリサーチすると、結構、該当するものも多いです。
一般的にも人気な商品が多いのですが、最安値価格の安いものが多いのも特徴です。このランキングの商品をいかに仕入れて、利益を取っていくかが本せどりのポイントの一つだと思います。
本:Amazonランキング~30万位
せどり的には、このランキング商品が一番多いと思います。また一番仕入判断が難しいランキングでもあります。だいたい、3か月以内で販売できるぐらいだと思います。
仕入判断としては、各自の仕入スタイルによって変わってきます。数百円の利益でよければ、最安値500円ぐらいでの販売でも良いでしょう。逆に安い商品を仕入しすぎると、在庫過剰になってしまうので注意が必要です。
また、利益を追求するあまり、最安値1,000円以上の本しか仕入れないという人もいます。しかし、この30万くらいのランキングですと、本の場合は普通に売れていきますので、500円以上の利益が取れる商品は確実に仕入をしたほうが良いと思います。
本:Amazonランキング~50万位
一般的には販売に数か月~半年かかるものが多いかもしれません。出品してすぐに売れるものもありますが、売れにくい商品が圧倒的多くなってくるランキングでもあります。
仕入判断の時は、600円以上の利益商品に絞ってもいいかなと思います。リスクを回避するためにも、仕入金額も600円以内にしておきましょう。
本:Amazonランキング50万位~100万位
かなり販売しにくいランキングです。1年間で数個しか売れない商品が多いので、基本パスしてもいいかと思うランキングです。リサーチして2,000円、3,000円の最安値も多いですが、売れない商品が圧倒的に多いです。
仕入金額が安ければ、仕入しても良いでしょうが、仕入金額が高い時には、仕入を止めましょう!初心者の方は最安値が高いので、ついつい仕入れてしまいがちでもあります。このランキングの商品を仕入しすぎると資金不足になってしまいますので、特に注意しましょう。
本せどり:ランキングのみで仕入判断をするもの
本の場合は、他のカテゴリーと比べてもリサーチ対象が多いので、大半の商品はランキングだけで仕入判断をしてしまっても大丈夫です。アイテム数が圧倒的に多い、雑誌、単行本、文庫本、絵本などが該当します。
また、本の中でもランキングだけで仕入れてはいけない商品があります。次回は、そのお話をしていきます。