実践編

【ブックオフせどり】仕入が簡単にできる『本の目利き力』とは?

2019年5月13日

こんにちは。北村です。
よくブックオフに仕入に行っても仕入する商品が見つからない、という声を聞くことがあります。


これはせどり初心者の方でしたら実感することがあると思います。あの膨大な商品の中から利益商品を探すのは最初大変ですね。これはブックオフ以外の仕入先でも同じです。


しかしコツを掴めば簡単に見つけることができます。得にブックオフの場合は毎日値下げをしているので、特に仕入しやすいが特徴です。


今はどこでもせどりができる時代

せどりが出来る店舗はブックオフ以外にもたくさんあります。現在のせどりの主流は新品せどりが多いので、極端な話、商品を販売している店舗でしたらどこでも仕入をすることができる状況です。


一般的なのは「ヤマダ電機」「ドン・キホーテ」などの店舗が多いです。他にもホームセンター、ドラックストア、スーパー、専門店など、現在はどこでも仕入ができる環境になっています。


食品でもせどりができアマゾンで販売できる時代になったので、品薄のカップラーメンを地元のスーパーで仕入をしてアマゾンで販売してもいいのです。


最近ではこんなカップラーメンが人気になりました。

「カップヌードル味噌」はあまりにも売れすぎて現在生産中止になってしまいました。そのためかなりプレ値になっています。


えっ!?カップラーメンがプレミアになるの?と驚く人もいるかもしれませんが、インスタント食品やお菓子は結構プレ値になる食品があります。


なので、普段お住まいで食品を買物する最寄りのスーパーでも、せどりができる時代になったのです。


同じ店舗に毎日仕入に行けるのか?

そんなどこでもできるせどりですが、仕入に行ける近くの店舗となると限りがあります。そこで毎日同じ店舗へ仕入に行くことはできるのでしょうか?


せどりの基本は安く仕入て高く販売することです。つまり仕入する価格(仕入原価)がアマゾンの販売価格(売価)とかなり差額がないと利益は発生しません。この利益の取れる商品を探す作業が大変なのです。


一般的なせどりで人気な家電量販店やドンキ、ホームセンターなどに仕入に行った場合、翌日も同じ店舗に仕入に行くでしょうか?おそらくほとんどの方が行かないと思います。


なぜかと言うと前日に行った時と商品の品揃え、価格がほとんど同じだからです。一般の小売店はセールの日や週末などの特定の時期に合わせて販売価格を変更します。


TVゲームを仕入に行っても毎日値下げをしているとはとても思えません。そのため翌日は違う店舗に仕入に行くのが一般的です。


しかしブックオフでは翌日仕入にいっても仕入できることが結構あります。なぜなら毎日商品を値下げしているからです。


それではブックオフの値下げについてお話していきます。


ブックオフの値下げ『ところてん』とは

ブックオフでは毎日大量の本が買取されています。この買取した本を並べるのですが、並べ方は2つあります。


まずはアマゾンランキングが低い、汚れやヤケなどが多い状態の悪い本などは108円(200円)の最安値コーナーに並べられていきます。


もう一つは比較的に綺麗でアマゾンランキングもそこそこあるような本です。これらの本は高い(プロパー)コーナーに並べられます。


新入荷した本を各コーナーに並べるのですが、いくらブックオフといえども並べるスペースに限りがあります。棚がスカスカになるほど売れていればそのまま空きスペースに並べますが、そんなことは滅多にありません。


そこで新しい本が入荷した場合は、棚の中でも古いを削除してそのスペースに新入荷の本を並べます。削除された本は高いプロパー棚にあった本の場合、安い108円のコーナーに値下げされて並べられます。


この高い本が値下げされて安く販売する点が絶好の仕入ポイントとなります。これらの商品移動と値下げの流れをブックオフでは「ところてん」と言っています。


本が押し出されるので、食べるところてんと同じように見えるのが由来だと思います。値下げされた本はラベルの特徴があります。ラベルが2枚貼りになっているものです。

このところてんはブックオフの買取された商品を並べる時に発生する作業です。つまり商品補充をする時にところてんが発生する確率が高くになります。


買取は毎日大量にありますので、その日から翌日に並べる店舗が多いと思います。つまり毎日ブックオフでは商品の値下げが発生しているのです。


特定のジャンルに絞って仕入をする

では「ところてん」の本に絞って仕入をすればいいのではと思う方が多いと思います。ブックオフでは毎日たくさんのコーナーで「ところてん」を実施して、たくさんの商品が値下げされいます。


しかしいくら安いコーナーに移動したからといっても、安いコーナーの棚に物凄い量の本が並んでいます。端から全部の商品をバーコードリーダーでスキャンしてもいいかもしれませんが、あまりのも効率悪すぎです。


そこで特定のコーナーに絞ってリサーチしてみましょう。仕入があまりできない人はいろいろなコーナーに移動してリサーチしています。なんとなくなのか勘なのか、移動してリサーチしている人も多いです。


いろいろなコーナーをリサーチするのは、ある程度経験を積まないと逆に効率が悪くなります。

それよりも特定のコーナーを見て、短時間で仕入商品をピックアップする方法をマスターしたほうが確実に稼げるようになります。これがいわゆる「目利き力」になります。


ベテランのせどらーがほとんどリサーチをしなくても売れる本を棚から抜いている姿を見たことはありませんか?これは目利き力がある程度あればできるようになっていきます。


そこで目利き力を付けるにはどうしたらよういでしょうか?まずは特定のコーナーやジャンル1つに絞り、商品を極めることから始まります。


例えばあなたが車が好きだったら、車の雑誌コーナーの本を徹底的にリサーチしてみましょう。音楽が好きだったら音楽雑誌。子育て中の主婦でしたら育児書、育児雑誌、絵本。


料理好きでしたらレシピ。小説好きでしたら文庫小説。学生だったら参考書。漫画好きだったらコミック。まずは自分の好きなジャンルに絞ってそこを徹底的にリサーチすることです。


しかもどこの店舗に行っても同じジャンルをリサーチするのです。するとそのうち、そのジャンルの本の商品知識がどんどん蓄積されて、背表紙のタイトルを見るだけで商品が分かるようになっていきます。


そして新入荷した商品、ところてんされた商品がすぐに分かるようになってくるのです。


まずはこの感覚を好きなジャンルから始めてみましょう。どんどん本の目利き力が付いてきて、短時間で商品を仕入することができるようになります。


リサーチしなくてよい商品がわかるようになったら仕入の幅を広げていこう

ここまでは自力で実践しているので多少時間がかかるかもしれませんが、確実に成果がでてくると思います。そして何よりもリサーチしなくてよい商品がわかるようになります。


特定のコーナーをマスターしたら、仕入する場所を広げていきます。車雑誌からスタートしたならば男性系の雑誌全般です。


いずれはこのコーナーだけは負けないというような得意なものを作っていくことが大事です。そして「雑誌だけは短時間で仕入ができるので、他の時間はコミックの仕入をしてみよう。」というように仕入の幅が広がっていきます。


もっと効率よくリサーチを学びたいならば、すでに結果を出しているせどらーなどから情報を得ていくほうが当然早く結果がでていきます。


最後に

目利き力を付けるには、まず自力で1つのコーナーに取り組んでみて下さい。無駄なリサーチが多く、1点も仕入が出来ないかもしれません。


しかし無駄なリサーチを繰り返していると、リサーチしなくてよい商品がわかるようになります。これは全てのせどりにおいて共通な点でもあります。

これができるようになると圧倒的に仕入が早くなり、短時間で稼げる商品を探すことができるようになっていきます。最初は大変かと思いますが、初心者の方にはぜひ取り組んで貰いたいと思います。

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