ノウハウ

初心者は大事!Amazon出品者評価数

2019年3月26日

こんにちは。北村です。
今日はアマゾンの出品者評価数がどのような影響を及ぼすのかをお話したいと思います。


先日、読者の方より、「アマゾンで本を販売しているのですが、評価数が伸びません。しかも悪い評価が数件入ってしまし、累計の評価も80%を下回ってしまいました。この先、どうすればよいでしょうか?」という問い合わせを頂きました。


この出品者の方は、まだせどり初心者で、累計評価数も6件程度です。初心者の方で悪い評価が入ってしまうと深刻になってしまいますね。ではどうしたらよいでしょうか? 

 

Amazon出品者評価とは

アマゾンでは購入者が出品者を評価することができます。出品者の評価は商品レビューではなく、あくまでも出品者に対する評価になります。


「期日までに届いたか?」「受取った商品は説明通りだったか?」「出品者の対応は適切でしたか?」などの内容です。それぞれの項目を評価すると、累計の評価数に反映されます。


評価は星の数で5段階あり、★★★★★「非常に良い」、★★★★「良い」、★★★「普通」、★★「悪い」、★「非常に悪い」になります。つまり「非常に良い」=評価5~「非常に悪い」=評価1ということです。


アマゾンでは、評価4以上が高評価になります。そして累計評価の高いパーセンテージも4以上が対象になります。そのため、評価3(普通)ですと、高いパーセンテージの対象にはなりません。 

 

購入者が評価を見た場合の購入心理とは

アマゾンで商品を購入しようとしている人から見て、評価はどのように見えるのでしょうか?


例として、ある商品を購入するつもりで見て下さい。4人の出品者を並べてみました。販売価格は4人とも同じで、出品のコンディション説明と評価の違いを上から順番に見てみましょう。


1番目の出品者は、一般的な商品説明です。評価数もかなりあり、累計96%でしたら標準です。


2番目の出品者は、出品のコンディションが一目で分からないのがもったいないです。クリックすれば細かな詳細は見れますが、一目で判断する購入者も多いので、できれば最初に状態が分かったほうが良いと思います。ただし累計評価数157件で、100%の評価は素晴らしいです。


3番目の出品者は、コンディションを「非常に良い」で出品しています。この時点で、購入者心理としては優先したくなります。しかし累計評価数4,487件もありながら、70%の評価は正直悪すぎです。中の評価を見ると、配達遅延、未着が多く悪い評価が多発していました。コンディション的には良くても、商品が届くか不安に思われる出品者です。


4番目の出品者は、なんとコンディション説明が未記入。どんな商品なのか全く分からない不安があります。最低限、記載しておきましょう。


以上の4人を見比べて、みなさんでしたら、どなたから購入しようと思いますか?一般的には1番目か、2番目だと思います。たとえ3、4番目の出品者のほうが価格が安くても、1、2番目の出品者から購入する人も多いのではないでしょうか。 

 

理想の評価はどのくらい?

初心者の場合、どのくらいの評価数、パーセントがあればいいのかと思う方も多いと思います。


怖いのは、評価数があまりない時に、悪い評価をつけられた場合です。例えば、初めての評価で高評価をもらって100%になっていても、2回目の評価で「星3つの普通」を付けられるとします。そうしますと、高い評価100%が一気に50%へ大幅ダウンしてしまうことになります。


評価が50%ですと、見栄えも悪く、購入される確率にも影響がでてきます。出品者評価は一般的に95%~98%ぐらいが多いです。この数値を目安にしていれば問題ないです。



評価数的には、高評価10件をめざしていきましょう!10件あれば、仮に11件目で悪い評価が入っても、高評価91%です。その後、良い評価を少し増やせば、95%以上に回復するでしょう。


また、購入者のうち、どのくらいの人が評価を入れてくれるのか気になりますよね。これはあくまで僕の感覚ですが、中古本の場合、3%程度、つまり100件の注文があっても、評価を入れてくれるのは3人いるかいないかです。


新品商品の場合は、1%程度だと思います。みなさん、とても低いと思うでしょうね。でもアマゾンでの販売はヤフオク、メルカリみたいな相互評価ではありません。あなたがもし、アマゾンで商品を購入した時、評価は入れますか?評価はあくまで善意なのです。 

 

良い評価を入れてもらうには?

現実、評価を入れてくれる人はかなり少ないことが分かりました。実際に評価を入れてくれる人は、どんな感じで評価を入れてくれるのでしょうか。


これは僕の評価に対するコメントを見ても推測できるのですが、良い評価を入れてくれる購入者は、受取った商品の状態に感動、充分に満足した人が多いです。

 

また、状態に不満を持った購入者は、逆に悪い評価を入れてきます。購入者に良い評価を入れてもらうには、想像以上に良好な商品を受取った時が多いと思います。 

 

初心者が悪い評価をもらわないようにするには?

アマゾンで販売していると、悪い評価をもらうこともあります。では悪い評価を極力少なくするにはどうすればよいでしょうか。


先に説明したように、高評価をもらうポイントは、購入者の心を動かさないといけません。購入者の立場になれば分かりやすいですが、まずは商品の状態が良いことが理想です。

しかし、綺麗で状態が良いものばかり仕入できれば言うことありませんが、せどりはビジネスなので、充分な売上、利益を確率するのが目的です。そのため実際の仕入では、状態が普通、並、一般的な中古品が多いと思います。


また、さらに状態が劣るものもあるかと思います。出品する時に、状態が良いものはそのまま状態を記載すれば良いでしょう。逆に、普通の商品、劣化している商品はどのような出品状態を記載すれば良いでしょうか。


実は、ここが「悪い評価」をなるべくもらわないポイントでもあります。状態の悪い商品は、そのままの状態を記載すること!


中古本でしたら、線引き15ページぐらいあります。カバーに破れ、シミがあります。全体的に使用感があります。など、悪い情報もあれば必ず記載することです。


これを無視して、売りたいために、「一般的な中古の本の状態です」など記載してしまうと、悪い評価の確率が上がります。実際に届いた本を見ると、カバーにシミ、汚れ、シワも多くあり、状態に関しては非常に不満。でも返品はめんどくさいので、とりあえず諦める。


1週間後にアマゾンからメールがきて、購入した「商品の評価をして下さい」との案内が届く。そこで、不満に思った評価を入れる・・・というようなことも十分に考えらるます。※アマゾンで商品を購入すると評価リクエストのメールが届きます。


つまり悪い評価をもらわないようにするには、状態はきちんと明記することです。同時に、自己発送の場合は、発送についても到着が遅くなると悪い評価をもらうこともあります。発送についても記載しておく必要があります。


コンディションの説明をして、早めの発送、丁寧な梱包での対応を記載しておけば、初心者でも購入される可能性が高くなってくると思います。


評価数の少ない時は特にコンディション説明に注意をして、丁寧に出品してみましょう。 

 

プライスターを使って評価をもらう!

本せどりのプライスターには、サンクスメール機能というものがあります。ズバリAmazon評価数を増やすための機能で、評価を頂くアプローチ手段ということです。

現在のアマゾンでは購入者が評価を入れてくれる確率がかなり低くなっています。僕が思うには中古本の場合、最近ですと50件~70件販売して1人評価をしてくれる感覚です。 

 

アマゾンの評価は非常に入り難くく、直接評価を最速することはNGです。しかし商品を購入したくれたお客様に商品購入のお礼と到着の有無を確認し、自然と評価を入れてもらうことは可能なのです。これがプライスターのサンクスメール機能になります。

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